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AI議事録を無料で自動作成できるツール5選!選び方とおすすめの使い分けを解説

会議のたびに録音を聞き直して議事録をまとめる作業は、地味に時間を奪う業務のひとつです。AI議事録自動作成ツールを使えば、話した内容がその場で文字起こしされ、要点も自動で整理されるため、議事録作成にかかる時間を大きく圧縮できます。

とはいえ、AI議事録ツールは料金体系も無料プランの範囲もツールごとに異なり、「結局どれが自分に合うのか分からない」という声も多く聞かれます。この記事では、無料で試せるAI議事録自動作成ツールを中心に、選び方とおすすめの使い分けを整理しました。

結論:無料AI議事録ツールはこんな人におすすめ
  • 月数回程度の会議を記録したいだけなら、無料プランの範囲で十分まかなえる
  • Zoom・Teams・Google Meetでのオンライン会議が中心なら、連携対応のツールを選ぶと導入の手間が少ない
  • 話者ごとに発言を分けて記録したいなら、話者識別の精度を無料プランのうちに確認しておくと安心
  • まずどれか1つ試すか迷ったら、無料プランの範囲が広く連携先も多いNottaから試すのが最も失敗が少ない

まずは無料プランで文字起こしの精度と使い勝手を試し、業務量が増えてきたタイミングで有料プランへ切り替えるのが失敗しない選び方です。

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目次

AI議事録自動作成ツールとは

AI議事録自動作成ツールとは、会議や商談の音声をAIが自動でテキスト化し、要点の要約や共有までを一括して行えるツールの総称です。従来は担当者が録音を聞き直しながら手作業でまとめていた作業を、AIが代行する点が最大の特徴です。

主な機能は「文字起こし」「要約」「共有」「翻訳」の4つ

AI議事録ツールの基本機能は、音声認識による自動文字起こしです。会議中の発言をリアルタイムまたは録音後にテキスト化し、誰がいつ何を話したかを記録します。多くのツールには話者識別機能も備わっており、発言者ごとに色分けやタグ付けをして表示できます。

文字起こしに加えて、生成AIによる要約機能も標準的になりつつあります。数十分の会議内容を数行にまとめたり、決定事項やタスクだけを抽出したりできるため、議事録を読む側の負担も減らせます。さらに、作成した議事録をリンクやファイルで共有する機能、英語や中国語などに翻訳する機能を備えたツールもあり、海外拠点とのやり取りにも活用できます。

無料プランと有料プランの違い

無料プランは、月間の文字起こし時間やAI要約の利用回数に上限が設けられているのが一般的です。たとえばNottaのフリープランは文字起こし120分/月、AI要約10回/月までとなっており、週1回程度の短い打ち合わせを記録する用途であれば無料の範囲で運用できます。

一方、有料プランでは文字起こし時間の上限が大幅に広がるほか、リアルタイム文字起こしや外部ツールとの連携、チームでの共有・権限管理といった機能が解放されるケースが多くなります。毎日のように会議があったり、複数人で議事録を共有・編集したりする場合は、早い段階で有料プランへの切り替えを検討したほうが、結果的に運用がスムーズになります。

無料のAI議事録自動作成ツールを選ぶときのポイント

無料プランだけを比較する場合でも、着目すべきポイントはいくつかあります。ここでは、ツール選びで見落としがちな4つの観点を整理します。

無料プランの上限(時間・回数)で選ぶ

無料プランの上限は、月間の文字起こし時間で区切られるタイプと、登録後の累計利用時間で区切られるタイプの大きく2種類に分かれます。前者は毎月上限がリセットされるため継続利用に向いており、後者は短期間の集中利用やお試し用途に向いています。

具体的な上限時間は、Nottaが月120分、Otter.aiが月300分、Plaudが月300分、LINE WORKS AiNoteが月300分(5時間)です。一方でtoruno(リコー)の個人向けプランは累計3時間で使い切るタイプのため、継続的に無料で使い続けたい場合は月次リセット型のツールのほうが相性がよくなります。

話者識別・自動要約の精度で選ぶ

複数人が参加する会議を記録するなら、発言者ごとに分けてテキスト化できる話者識別機能の有無と精度が重要になります。LINE WORKS AiNoteは話者分離の国際コンペティションDIHARD3で世界3位に入賞した技術を採用しており、2026年4月のアップデートでは声の特徴から発言者を自動で特定し、名前を議事録に反映する機能も追加されました。

ただし、無料プランではAI要約やWeb会議の録音機能自体が制限されているケースもあります。LINE WORKS AiNoteのフリープランはAI要約機能とWeb会議録音機能が利用できないため、話者識別だけを無料で試し、要約機能は有料プランで評価する、といった使い分けが必要です。

出典:LINE WORKS AiNote 公式サイト(料金プラン解説ページ、2026年8月9日確認)

Web会議ツールとの連携で選ぶ

Zoom・Microsoft Teams・Google Meetでのオンライン会議が中心なら、これらのツールとシームレスに連携できるかを確認しましょう。Notta、Otter.ai、Plaud、LINE WORKS AiNoteはいずれもZoom・Teams・Google Meetとの連携に対応しており、会議に参加するだけで自動的に記録が始まる仕組みを備えています。

一方でtorunoは、事前の連携設定をせずに各種Web会議ツールの音声を文字起こしできる点が特徴です。ツールごとにAPI連携の初期設定が必要なケースもあるため、導入のハードルを下げたい場合は連携不要で使えるタイプを選ぶのも一つの方法です。

セキュリティ・データの取り扱いで選ぶ

社外秘の内容を扱う会議を記録するなら、セキュリティ面の確認も欠かせません。LINE WORKS AiNoteはISO/IEC認証を取得したセキュリティ基準と、組織管理・ログ監査機能を法人向けプランで提供しています。

無料プランについては、データの保存期間や第三者への学習利用の有無がツールごとに異なります。LINE WORKS AiNoteのフリープランはデータ保管期間が1年に設定されているなど、無料プランならではの制約があるため、長期保存が必要な議事録は有料プランや別のバックアップ先と併用することをおすすめします。

無料で使えるAI議事録自動作成ツールおすすめ5選

ここからは、無料プランで試せる代表的なAI議事録自動作成ツールを5つ紹介します。いずれも文字起こしや要約の基本機能を無料で確認できるため、まずは自分の使い方に近いツールから試してみるのがおすすめです。

Notta

Nottaは、商談・セミナー・インタビューなど幅広いシーンに対応する文字起こし・議事録ツールです。フリープランでは文字起こしが月120分、AI要約が月10回(1回あたり3分まで)利用でき、キーワード検索やタグ付けで過去の記録を簡単に見返せます。

有料プランに切り替えると、プレミアムプランでは文字起こし時間が月1,800分、AI要約が月100回(1回あたり最大5時間の文字起こしに対応)まで拡大されます。料金は月払いで月額1,980円、年払いにすると実質月額1,185円程度まで下がるため、継続利用を前提とするなら年払いのほうが割安です。Zoom・Teams・Google Meetに加え、Notion・Salesforce・Slackとの連携にも対応しており、記録した議事録をそのまま業務ツールに引き継ぎやすい点も特徴です。

Otter.ai

Otter.aiは英語圏で高いシェアを持つ文字起こし・議事録ツールで、無料のBasicプランでは月300分まで、1回あたり30分までの文字起こしが可能です。Zoom・Teams・Google Meetと連携し、会議にボットとして参加して自動で記録を残す機能も備えています。

料金はドル建てで、Proプランは月払いで月額16.99ドル、年払いにすると月額8.33ドル程度まで下がります。リアルタイム文字起こしはPro以上のプランが必要になるほか、日本語の認識精度は英語ほど高くないため、英語での会議や商談が多い人、海外ツールに抵抗がない人に向いています。

Plaud

Plaudは、専用のAIボイスレコーダー「Plaud Note」「Plaud NotePin」と組み合わせて使う文字起こし・議事録ツールです。スタータープランは無料で月300分まで利用でき、対面の商談や電話通話など、パソコンを開きにくい場面でも録音できるのが強みです。

有料プランはProが年額16,800円、Unlimitedが年額40,000円で、いずれも112カ国語に対応した文字起こしと要約テンプレートを利用できます。ただし、これらの料金とは別に専用デバイスの購入が必要になるため、無料プランだけで完結させたい場合はデバイス代がかかる点を踏まえて検討しましょう。

toruno(リコー)

torunoは、リコーが提供する会議記録サービスで、文字起こしに加えて録音・画面キャプチャによる会議の記録に対応しています。個人向けプランは登録後、累計3時間まで無料で文字起こしを試せる使い切りタイプで、法人向けのtorunoビジネスには3週間・上限30時間の無料トライアルが用意されています。

最大の特徴は、Zoom・Google Meet・YouTubeなどの音声を、事前の連携設定なしに文字起こしできる点です。有料プランはtorunoパーソナルが月額1,650円、法人向けのtorunoビジネスは月30時間で9,000円/月からとなっており、無料枠を使い切ったあとに短時間だけ追加で使いたい場合にも対応しやすい料金体系です。

LINE WORKS AiNote

LINE WORKS AiNoteは、LINE WORKSが提供するAI議事録ツールで、話者分離・話者識別の精度に強みがあります。個人向けのフリープランは月300分(5時間)まで無料で文字起こしができ、最大30人まで利用可能です。ただし、AI要約機能とWeb会議の録音機能はフリープランでは利用できず、データの保管期間も1年に設定されています。

本格的に使うなら、個人向けのソロプランで月600分(10時間)・AI要約月12回まで利用でき、料金は年払いで月額1,440円、月払いで月額1,600円です。法人向けにはチーム・ビジネス・エンタープライズの3プランがあり、最安のチームプランでも月額19,800円(年契約)から全機能を利用できるため、既にLINE WORKSを社内で使っている企業との相性が特によい点も見逃せません。

AI議事録自動作成ツールの料金・無料プランの比較表

5つのツールの無料プランと最安の有料プランを一覧にまとめました。料金は変動する可能性があるため、契約前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。

ツール名無料プランの範囲有料プラン最安主な連携ツール
Notta文字起こし120分/月・AI要約10回/月月額1,185円~(年払い)Zoom・Teams・Google Meet・Notion・Slack等
Otter.ai月300分(1回30分まで)月額8.33ドル~(年払い)Zoom・Teams・Google Meet
Plaud月300分(専用デバイス別売り)年額16,800円~Zoom・Teams・Google Meet
toruno(個人向け)累計3時間(使い切りタイプ)月額1,650円~Zoom・Google Meet・YouTube等(連携設定不要)
LINE WORKS AiNote月300分/5時間(AI要約・Web会議録音は不可)月額1,440円~(年払い・ソロ)Zoom・Google Meet・Teams

無料プランで十分なケースと有料プランに切り替えるべきケース

無料プランをどこまで使い続けられるかは、会議の頻度や共有相手の人数によって変わります。ここでは判断の目安を整理します。

無料プランで十分なケース

月に数回程度の打ち合わせを自分用のメモとして残したいだけなら、多くのツールの無料プランで十分にまかなえます。たとえばNottaの月120分やLINE WORKS AiNoteの月300分は、30分~1時間程度の会議を月数回記録する使い方であれば上限に達しにくい範囲です。

また、複数のツールを併用して無料枠を組み合わせる方法もあります。用途別に「英語の商談はOtter.ai」「社内定例はNotta」のように使い分ければ、それぞれの無料プランの範囲内で運用できるケースも少なくありません。

有料プランへの切り替えを検討すべきケース

毎週のように会議があったり、1回の会議が1時間を超えたりする場合は、無料プランの上限にすぐ到達してしまいます。特にtorunoの個人向けプランのように累計時間で区切られているタイプは、一度使い切ると追加チャージや有料プランへの切り替えが必要になる点に注意が必要です。

チームで議事録を共有・編集したい場合や、AIによる要約機能を業務で本格的に使いたい場合も、無料プランでは機能が制限されていることが多いため、早めに有料プランへ切り替えたほうが結果的に業務効率は上がります。LINE WORKS AiNoteのように、無料プランではAI要約自体が使えないツールもあるため、要約機能を使いたい人は最初から有料プランを前提に比較するとよいでしょう。

こんな人に無料AI議事録ツールがおすすめ

最後に、無料のAI議事録自動作成ツールが向いている人・向いていない人を整理しました。

向いている人
・月数回程度の会議やインタビューを記録したい個人
・フリーランス
・まずは無料で文字起こしの精度や使い勝手を試したい人
・Zoom・Teams・Google Meetでのオンライン会議が中心の人
向いていない人
・毎日のように長時間の会議があり、月間の文字起こし時間がすぐ上限に達する人
・チームで議事録を共同編集
・一括管理したい人(法人向け有料プランが前提になりやすい)
・議事録データを長期間、確実に保存しておきたい人(無料プランは保存期間が短い場合がある)

AI議事録自動作成ツール導入までの流れ

AI議事録ツールの多くは、次のようなステップで無料プランをすぐに使い始められます。

  1. 公式サイトでアカウントを登録する(メールアドレスやGoogleアカウントなどで登録できるツールが多い)
  2. 必要に応じてZoom・Teams・Google Meetなど、普段使っている会議ツールと連携する
  3. 会議を開始し、録音またはボット参加による自動記録をスタートする
  4. 会議終了後、自動生成された文字起こし・要約を確認し、必要な箇所を編集する
  5. 議事録をリンクやファイル形式で共有する

AI議事録自動作成ツールに関するよくある質問

無料プランだけで議事録運用を続けられますか?

会議の頻度が少なければ可能ですが、多くのツールでは月間の文字起こし時間やAI要約の回数に上限があります。上限に達した場合は翌月まで待つか、有料プランへの切り替えが必要になります。

無料プランでも話者識別はできますか?

ツールによって異なります。LINE WORKS AiNoteのように無料プランでも話者分離・識別が使えるツールがある一方、AI要約などの一部機能は有料プラン限定となっているケースもあるため、契約前に対応範囲を確認しておくと安心です。

無料プランを解約すると、それまでの議事録データはどうなりますか?

ツールごとにデータの保存期間や取り扱いが異なります。無料プランはデータの保管期間が有料プランより短く設定されていることがあるため、重要な議事録は別途エクスポートしてバックアップしておくと安心です。

途中で有料プランに切り替えることはできますか?

多くのツールで可能です。無料プランで使い勝手を確認したうえで、必要になったタイミングで有料プランへアップグレードする使い方が一般的です。

セキュリティが不安な場合はどう選べばよいですか?

ISMSクラウドセキュリティ認証やISO/IEC認証など、第三者機関の認証を取得しているかを確認しましょう。法人利用でアクセス管理やログ監査が必要な場合は、無料プランではなく法人向けプランを前提に比較することをおすすめします。

まとめ

AI議事録自動作成ツールは、無料プランだけでも文字起こしの精度や操作感を十分に確認できます。月間の利用時間やAI要約の回数、話者識別の精度、連携できる会議ツールなど、比較のポイントを押さえたうえで、自分の会議頻度に合ったツールを選ぶことが大切です。

まずは今回紹介した5つのツールの中から、普段使っている会議ツールと連携できるものや、利用時間の上限が使い方に合っているものを無料プランで試し、必要に応じて有料プランへの切り替えを検討してみてください。

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